現在6歳の長女が1歳8ヶ月の頃、DWEの購入を機に始まった我が家の「おうち英語」。
その中で一番大事にしてきたことは、掛け流しを続けることです。
ここでは、掛け流しを続けてきた結果、年齢相応の話が英語でもできるようになり、読み書きにも繋がった……というような内容を書いています。
単語ばかりで文章にならない
DWEの教材をちゃんと使えているのか不安
読み書きができるようになるのか知りたい
という方のお役に立てればなと思います。
最後に実際に使った教材や本の中から良かったものもご紹介します。
※当ブログは母国語方式の英語教材であるDWE(ディズニーの英語システム)を利用しています。
日本語と同じように英語を英語で学ぶという方式なので、子供の英検対策や受験英語に則した内容ではありません。
掛け流しとは
英語の音声や音楽をかけて、普段の生活の中で英語の音に触れること……だとわたしは理解しています。
DVDやTVをつけっぱなしにすることではないと思っています。
我が家の「掛け流し」
iPodに入れたものをランダム再生して、TVをつけている時間以外はずっとBGMとして流しています。
DWEではSing Along、Play Along、Zippy and Me、Everyday with Zippy、Bedtime Reviewdなど。
市販のものだとCTP絵本の歌と朗読、Read along bookの朗読音源などなど。


いずれの時も、なるべく小さな音で掛けていました。
子供たちが他のことをしている時でも、少し耳を澄まして聴くような音量です。
こうして耳から入った音を、意味のある言葉に繋げるためにあるのが、絵本やDVDといった視覚から入れる情報です。
DWEの教材はまさにこの流れに沿っている教材で、音で覚えて映像で理解するような仕組みになっています。
掛け流しで出来るようになること
まず、日本語にはない音を聞くことができるようになります。
そしてそれをそのまま発音するので、綺麗な発音が身につく。
構文や例文のようなものを音で聞いて丸っと覚えているので、自分の言いたいことを表現するときにもスムーズに言葉が出てくるようです。
これはあくまで私個人の考えですが、先に読み書きから入ろうとすると、どうしても日本語的な、ローマ字っぽい発音になってしまう気がしています。
テストで点数を取るための英語だったらそれでも良いでしょうし、ビジネスの英語でもある程度は通じるので、とにかく話せれば良いのであれば掛け流しは要らないのかもしれません。
ただ、実際に綺麗な発音でネイティブの子たちと話している長女の姿を見たことや、私自身がネイティブの会話スピードに全くついていけなかった(何の音なのか全く理解できなかった)という経験から、「やっぱり発音は大事」と思うようになりました。
掛け流しがいつか読み書きに繋がる
DWEの教材を合わせて使っていくことでいつの間にか文字の形を覚え、スペルを覚え、いくつかの単語が読めるようになります。
現地校での授業を通じて、英語の読み書きにはphonics(フォニックス)とSight word(サイトワード)が重要だと理解しました。
- アルファベットの音に割り当てられた音を学ぶ。
- サイトワード、つまり見ただけで理解すべき基本的な単語を学ぶ。
これによって、長女は5歳後半の数ヶ月で簡単な文を読み書きできるようになりました。
しかしその基礎にあるのは掛け流しで身につけた聞く力。
自分の記憶にある音や構文と学んだスペルを合わせて、文章を作っているようです。
長女はReap FrogのLetter FactoryというDVDでフォニックスを覚えました。
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DWEの教材だとフォニックスもサイトワードの学習もありませんが、頻出しているサイトワードは自然に身につくと思います。
読み書きを学ぶ頃になると教材に出てくる単語数では全然足りませんので、他の本にステップアップして語彙数を増やしていく必要があるでしょう。

