英語多読の新ツール「Oxford Reading Club(オックスフォードリーディングクラブ)」を始めました!
略してORCです♪
これは2019年10月に始まったばかりの、日本の教育機関向けのサービスです。
ORCとは?
イギリスの約80%以上の小学校で採用されている「国語」の教科書として日本の英語教育界隈でも有名なOxford Reading Tree 略してORTをはじめ、12シリーズ・約900冊の本を全て音声読み上げ付きで楽しむことができます。
また、アメリカ英語とイギリス英語の切り替えができるものや、朗読スピードを変更できるものもあります
Oxford Reading Clubは、オックスフォード大学出版局のレベル別リーダー教材をデジタルでお楽しみいただけるリーディング・プログラムです。一冊の本を5ステップリーディングを活用しながら読むことで、リスニング力、リーディング力、スピーキング力、問題解決能力などを鍛えることができます。効果的なリーディング教材をお探しの方におすすめのプログラムです。
導入のきっかけ
6歳長女はCTP絵本で読む力がついて、テーマのあるものや物語に興味が出てきました。

いくつかの多読系のサービスやアプリを体験・検討していた頃、この新しく始まったORCのサービスを知ったのです。
ORT自体には以前から興味があったのですが、紙の本+CDを買って音声ペン(我が家の場合だとG-talk)に入れるのが面倒で…
そしてORTを全部揃えると結構高額になるので、悩んでいました。
ORCなら音声付きですし、ただ読むだけではなく 5ステップでより理解度を高めることができる構造になっています。そこが導入の決め手になりました。
また、Wi-Fi環境で本をダウンロードしておけば電波のない環境でも使えるそうで、長距離移動の多い転勤族である我が家にはありがたいポイントです。
5ステップとは?
まず①Warm Upで作中に使われている単語のクイズ。
次に②Listen Upで絵と音声のみで読んでみる。文字に頼らず聞いて理解します。
そして③Readで絵と文字を見ながら読んでみる。文字をタッチすれば音声読み上げをしてくれます。
ここからは読んだ後の理解度チェック。
④Speak Upで読み上げられた文章を繰り返して、それを録音。同じように読めているか確認できます。
最後に⑤Wrap Upで内容に沿ったクイズ。スペルを問う問題もあります。
どのシリーズのどの本から読むこともできますが、リーディングチャートに沿って読めばORTだけに偏らず他のシリーズも満遍なく読むことができます。
子どもたちの反応
我が家はiPadに専用アプリを入れて使っています。
ORTを少しだけ読んだことのある長女は、1番下のレベルから読み進めています。
元々本を読むことが好きですが、クイズがあることでより楽しめているようです。
次女は単語数の少ない他のシリーズを楽しんでいます。
※私個人の考えですが、早く読めるようになって欲しいからといって低年齢から多読系のアプリを使うよりは、語彙量が増えて フォニックスを使ってある程度読めるようになって、本人の「読みたい!」という気持ちが高まってから始めた方がしっかり理解できると思います。
次女はまだ読むことへの興味が薄く、音の出る絵本として利用しているようなもので、主に使っているのは6歳の長女です。赤ちゃん時期の読み聞かせに使えるようなツールではないと思います。
ORCの導入方法
最初に書きました通り、これは日本の教育機関向けのサービスです。
学校や英会話教室といった単位での申し込みとなるので、個人で購入することができません。
ORCを導入している団体の中で個人で申し込みをさせてくれるところがいくつかありますので、検索してみると良いかと思います。
私は英会話教室さんが個人向けの窓口を設けていたのを見つけて、そこから申し込みをしました。
まだ始まったばかりのサービスですから、利用団体はこれから増えていくのではないかと思います。
個人での購入も可能になりました!
↑ORTに興味がある方はまずこの本から始めてみるのも良いかもしれません♪